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丸い穴の開いた布製ボックス。フタを開ければバッグに早変わり!そんなユニークな収納アイテム、paco(パコ)。 はじめまして。K子です。 この場をお借りして、パコがどうやって生まれたかをお話しさせて頂きますね。 私はこれまでいろんな布製の収納用品を作ってきましたが、一番多く作ってきたモノは四角い収納BOXです。でも「別に四角くなくても…?“BOX=四角”の常識を裏切ってみたい!」 友達と話をしているとその小さな子供が、私に自慢のおもちゃを見せようとして、おもちゃがてんこ盛りに入った大きなカゴを必死に運んできました。 「…おもちゃって子供部屋でもリビングでも使うんだ~。だったら、子供でも持ち運びがしやすいようバッグの要素も盛り込んだおもちゃ箱をつくれば、おもちゃの移動がラクにできて危なっかしくもない・・・それにおもちゃ箱なら四角じゃないほうが楽しそうだし!木にも紙にもプラスチックにもできない布製の特徴を最大限出せば、おもしろいかも!?」 こうしてやっと『四角くないBOXの企画』は『四角くないからこそ、布の良さを活かした子供でも持ち運びがしやすおもちゃ箱の企画』に進化しました。 「せっかくなら、今までにない究極のおもちゃ箱を創ろう!」という熱い思いもプラスし、それまでにも収納事情の情報収集から、ママがおもちゃの片付けに手を焼いている、ということを耳にしていましたので「どうにか子供が自然と片づけをしたくなるように仕向けられないかなぁ」と考えたんです。そうすれば、ママの悩みは自然と解消されますから。 「子供が出し入れしやすいのはどんな形なんだろう?フタを開けるのは面倒だし、かといってフタが無くて中が丸見えなのもカッコ悪そうだしなぁ…」。いろいろ考え抜いた末に辿りついた答えが、“穴” 「フタに穴が開いていたら、フタを開けなくても出し入れができるし、穴におもちゃをポイポイ入れるのはゲーム感覚で楽しそう。穴ならほどよく中が見えて隠れるし、これだ~~~!!!」 六角形のボックスに穴、動物の形に見えるボックスに穴…いろんなカタチのボックスに穴を開けては挫折…。そんなある日ふと、友達のプレゼントを包むパッケージで筒状の両端をアーモンド形に折っている紙箱があったことを思い出し、ひらめいたんです。 「あのフタって何かで留めなくても閉まるし、あけるのも簡単なのよね…。あのフタ部分に穴を開けて、この下がBOXになってたら?!…それで、BOXを開いたときに穴が持ち手になって、バッグになる!!これなら子供も運びやすいんじゃない??いい、いい!ありがとう~!!神様~~!!」 やっと形が決まったところで、試作をスタート。おもちゃの出入り口にもなり持ち手にもなる穴の大きさ、そして全体のバランスを考えて作っては修正を加える日々が続きました。 商品を作りあげていく中では、細部もいろいろと考えました。「布製の良さをとことん活かしたい」と思っていたので、子供がおもちゃ箱に当たっても痛くないように芯はクッション性のある柔らかい素材を使用。柔らかくてもきちんと形を保つよう、厚みも工夫しました。あとは底のモノまで取り出しやすいようサイドにファスナーを付け、使わない時は場所を取らないよう折りたためる仕様に設計。そして汚れにくいように生地には撥水加工も加えました。大きさは、こまごましたおもちゃを入れる小ぶりのモノから、大きなぬいぐるみもたっぷり入れられるジャンボサイズまで選べる4サイズを制作。さて、残るは商品名です。 当初BOXとBAGの合体アイテムとして「BAX」なども考えましたが、「誤字に見える?」と思い、再考。ここは素直に神様がくれたひらめきの部分、パコッと開けてバッグに、パコッと閉めてボックスになるというその擬音から『パコ(paco)』と命名しました。 |
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※写真のモデルは身長156cmです
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